――満を持して、道端ジェシカがCLASSY.カバーデビューを果たした1月号。発売するやいなや編集部に多くの反響が寄せられ、朝からヒラヤマはすこぶる上機嫌であった。一方、「対話篇」のインタビューの場に現れたタガシラは、対照的に浮かない顔をしている・・・。
タガシラ(以下T) 親バレしてしまいました、ヒラヤマさん・・・。
ヒラヤマ(以下H) ん? 出し抜けになんなんだよ。えっオマエ、何がバレたの? 学生時代のヘンなバイト? 入社してからの始末書の数々? 会社から懲戒くらわなきゃいいねえ。このご時世、次の仕事見つけるのたいへんだよ。つらいねえ。キビしいねえ。ま、元気でな。
T そんな、勝手に想像を膨らませないでくださいよ! 違いますよ、実はこの「対話篇」をうちの親が見てしまったんです・・・。
H ほう!
T ものスゴく怒られました。上司であるヒラヤマさんに対してなんて失礼を働いているんだと・・・。
H はぁ~いいねえ。オマエはともかく、親御さんとは気が合いそうだね。
T 三十路を迎えようかという歳にもなって、実の親に「・・・こんな子だったとは思わなかった」って嘆かれてしまいましたよ。あ、ちなみに、つきましてはうちの親が菓子折りもってヒラヤマさんにお詫びとご挨拶にうかがいたいと申しているのですが・・・。
H まあお気持ちだけいただいておきますよ。オレはね、知られざるオマエなんかより、今はもう知られざるジェシカの方に夢中なわけ。
T ジェシカ! ついにCLASSY.の表紙初登場ですもんね!!
H 今月の特集「こんなジェシカ 見たことない!!」は、もう渾身の内容ですよ。これだけひとりのモデルを徹底解剖した特集はなかなかないと思うよ。
T ファッション、ビューティ、恋愛、将来の夢、好きな映画、本、食べ物・・・100問100答全27ページで、とにかくジェシカのありとあらゆる顔を知ることのできる大特集ですもんね
H そういうこと。一冊すごくズッシリとした読み応えがあると思うんだよね。まさに他では見ることのできない、知られざる「All about Jessica!」。電車の中吊り広告や駅貼りのポスターもすごくインパクトがあるから、気になったらぜひ手にとってご覧いただきたいもんですよ。
T まさに新生CLASSY.の顔ですよね。編集部員のはしくれとして、ボクも2010年の、これからの「ジェシカCLASSY.」が楽しみです!
H ところで新生CLASSY.といえばさ、うちの送別会の集合写真、パソコンでなんか加工してんじゃないの? どうもオレの顔色が極端に強調されている気がするんだが。
T ドキッ、たしかに画像ソフトでいじったことは事実ですけれど・・・。
H ほれ見ろ。やっぱりオレを陥れようと細工してたんじゃないか。
T いえいえ、それが結局断念しまして。なぜって、ヒラヤマさんのお顔の色をむしろ少しでも薄くしようとあれこれ写真データをいじってみたら、つられて他の人全員の顔色から生気がなくなってしまったんです。