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2009年12月

  • CLASSY.編集部員より

    こんにちは。編集部のカナイです。

    皆さんは読み終えた本をもう一度読んだりしますか?
    ワタシはあまり再読するタイプではありません。
    話の展開も結末もすべて知ってしまった後は、
    一度目のあのドキドキワクワクを超えることはないワケだし・・・などと思ってしまい。

    が、ごくたまに、何度も読みたくなる、
    そして実際に読んでしまう本に出会えるコトがあります。
    今回はそんな本をご紹介いたします。

    宮木あや子①.jpg宮木あや子さん『花宵道中』『白蝶花』です。
    どちらも装丁が美しいですね。
    『花宵道中』は、江戸末期の叶わぬ恋に悲しく散っていく遊女たちの物語。
    『白蝶花』は、戦前から戦後にかけて抗えぬ時代の波に飲み込まれながらも
    それぞれの愛を貫く女性たちの恋物語。

    彼女たちの切なく狂おしい恋心は、
    時代や置かれた状況を越えて激しく胸を打ちます。
    どちらも、涙ナシには読めませんでした。
    そして、何度読んでも泣いてしまうのでした。

    どうにもならない運命に翻弄されつつも、
    描かれている女性すべてがどこか凛とした強さがあるのです。
    辛さや過酷さから逃げず、覚悟の上で生きていく姿がカッコいいのです。
    昔は男性だけでなく、女性もまた武士だったのだなぁ。

    女性ならではの視点で描かれた、官能描写も一読の価値ありです。
    男性が読んでもあまりピンと来ないと思いますが、
    女性だったらピンどころではないモノが来るはず。

    野良女.jpgうって変わって、
    現代のアラサー女性たちの逞しく生きる姿を描いた
    『野良女』も小社より絶賛発売中!
    こちらの装丁は、なんとあの瀧波ユカリさんです!
    こちらもぜひヨロシク!

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