こんにちは。編集部のカナイです。
皆さんは読み終えた本をもう一度読んだりしますか?
ワタシはあまり再読するタイプではありません。
話の展開も結末もすべて知ってしまった後は、
一度目のあのドキドキワクワクを超えることはないワケだし・・・などと思ってしまい。
が、ごくたまに、何度も読みたくなる、
そして実際に読んでしまう本に出会えるコトがあります。
今回はそんな本をご紹介いたします。
宮木あや子さんの『花宵道中』と『白蝶花』です。
どちらも装丁が美しいですね。
『花宵道中』は、江戸末期の叶わぬ恋に悲しく散っていく遊女たちの物語。
『白蝶花』は、戦前から戦後にかけて抗えぬ時代の波に飲み込まれながらも
それぞれの愛を貫く女性たちの恋物語。
彼女たちの切なく狂おしい恋心は、
時代や置かれた状況を越えて激しく胸を打ちます。
どちらも、涙ナシには読めませんでした。
そして、何度読んでも泣いてしまうのでした。
どうにもならない運命に翻弄されつつも、
描かれている女性すべてがどこか凛とした強さがあるのです。
辛さや過酷さから逃げず、覚悟の上で生きていく姿がカッコいいのです。
昔は男性だけでなく、女性もまた武士だったのだなぁ。
女性ならではの視点で描かれた、官能描写も一読の価値ありです。
男性が読んでもあまりピンと来ないと思いますが、
女性だったらピンどころではないモノが来るはず。
うって変わって、
現代のアラサー女性たちの逞しく生きる姿を描いた
『野良女』も小社より絶賛発売中!
こちらの装丁は、なんとあの瀧波ユカリさんです!
こちらもぜひヨロシク!