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CLASSY.編集部員より

対話篇(9)

date2010.04.01
categoriesDIALOGUE

5classy.jpg――送別会の日である。数時間後には職場を同じくした編集部員とのしばしの別れが控えるなか、ヒラヤマとタガシラはそれぞれ感慨にふけっているかのようだ。しんみりとした雰囲気に包まれる社内の会議室で、今月の「対話篇」が始まろうとしていた。

ヒラヤマ(以下H) いろいろあったけれど、キミの図々しさだけは忘れないよ。ま、これまでお疲れさまでした。街で会ってもなるべく声かけないでね。
タガシラ(以下T) ちょ、ちょっとヒラヤマさん、のっけから何をおっしゃっているんですか? なぜにこの場でそんな送別会の締め的ご挨拶を??
H え? だってオマエ産休に入るんでしょ? おめでた退社するって聞いたけど。あ、そうそう、生まれてくる子に罪はないからな、どうぞ元気なお子さんをお産みになってください。
T 産休に入るのはボクじゃないですし、そもそもボクが子どもを産めるわけないじゃないですか!
H どうしてやってみもしないで初めからできないって決めつけるんだ? よくないぞ、そういう姿勢は。
T ・・・ヒラヤマさん、お戯れはそのあたりにして5月号の特集について話してくださいよ。今月はヒラヤマさんもボクも大好きな「ベーシック」がテーマですよ。
H 「ボクも」、というフレーズにものスゴく抵抗があるけど・・・まあいいや。今月の特集は、「ベーシック」なアイテムやスタイルの最新形について徹底解剖しているわけだな。
T ええ。その特集のフレーズにもある「いまどき」というところをもう少し詳しくお願いします。
H たとえば特集のPart1でも採り上げている白シャツ。これ自体はいつの時代も永遠のベーシックアイテムなんだけど、実はディテールでは衿の形が少しずつ変わっていたり、シルエットやアームホールが微妙にゆったりになったり細くなったりするわけだ。
T たしかに。去年のメンズでいうと、小さい衿のシャツをよく見かけた気がしますね。
H だろ? ひと口に「ベーシック」っていっても毎年毎シーズン、アップデートされているんだよ。だから本当におしゃれな人は決してあからさまな流行アイテムに飛びつくんじゃなく、そうした繊細なポイントで定番アイテムの「いまどき」感を楽しむってことだね。
T 極端な話、ベージュのトレンチだけを毎シーズン買い替える、という境地なわけですね。
H そういうこと。それこそ「THE CLASSY.」のスタイル。そういう人のおしゃれは誰からも好感度が高いんだよね。
T 「ベーシック=古くさい」ってことにはならないわけですね。ボクも自分のファッションに自信が持てるようになりました。
H キミの場合はまあ、またちょっと違う特殊なケースだと思うけどね。それより残念だなあ。明日もタガシラ来ちゃうのかあ。ちぇっ、退社のあかつきにはONLINEの更新だけやってもらおうと企んでたんだけどな。
T せいぜい婚活に励むことにしますよ。
H まあ頑張ってくださいよ。子どもはキミに似ないといいねえ。
T ヒラヤマさん、逆におうかがいしますが、もしヒラヤマさんがいま子どもを作られたら、どんなお子さんが生まれるんですかね・・・? やっぱりオバマ大統領のようなハーフになるのでしょうか・・・??